ニュースレター

2020年 6月 20日発行
皆さんの会社では、他社と比べて好条件で社員を雇っているポイントはありませんか??

お給料だけではなく、有給休暇や残業の少なさ、特別休暇等々。

捜してみれば色々あるのでは??

でもその有り難みは皆さんの社員の方々には伝わっていますか??

伝わっていないともったいないですよね??

でも、その伝え方が難しい・・・工夫するべきポイントをお伝え致します。
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社員に喜んで貰おうと思って導入した様々な制度。ちゃんと伝わっていますか??

● せっかく会社が頑張って制度を導入しても伝わらなければ意味が無い!!

最近当社の「徹底的に会社を守る就業規則格安・スピード作成サービス」が好評です。

その関係で就業規則の作成を行うことが増えました。

今回の件は、就業規則の作成を依頼されたある会社様でのお話です。

最初に、過去に作った現在の就業規則の中身もチェックしておりました。

そこで、いくつかの驚きの記述があったのです。

どの様な記述だったかは具体的には書きませんが、通常の中小企業ではあまり見たことが無いような、社員にとって有利な労働条件が就業規則に記載されておりました。

その会社様の特徴ですが、中小企業では珍しく、中途採用が殆ど無い会社です。

新卒採用を行い、定着率も高いので、現在の社員の方で他の企業で働いた経験がある方は殆どいません。

その結果、どの様なことが起きるでしょう??

もうお分かりですね。

その会社の社員の方々は「今の労働条件が当たり前、他社でも似たような状態だろう!!」と思っているのです・・・

もったいないですよね。

● いかに恵まれているか??を絶対に伝えた方が良い!!

そこで私が社長に提案させて頂きました。

「私も仕事柄、数多くの会社の就業規則を見てきました。その私の率直な感想としては、これほど社員にとって有利な規則は見たことがありません。それに対して、きっと御社の社員の方々は他の会社で働いた経験が無いので、これが当たり前だと思っていませんか??これは当たり前じゃ無いのだよ。とても恵まれた会社で働いているのだよ。ということを伝えた方が良いですよね??」

社長も大いに同意してくれました。

● 社員に伝えた方が良いが、社長が直接伝えない方が良い

さて、問題はその伝え方です。

普通に社長が伝えるとしっかりと伝わらないと思います。

それどころか反発を招く可能性もあります。

何故反発を招くのでしょう??

それは・・・以下の2つの理由からです。

1)社長はどの程度他社のことを知っているの??

これはよく分かりますね。

社長が張り切って自社の素晴らしさを力説します。

まず社員は
「社長は他社と比べてうちの会社は素晴らしい!!と言うけど、そもそも社長は他社の労働条件をどれだけ知っているの??自分の知り合いの社長数人に聞いただけじゃ無い??」
と思われます。

つまり、話に信憑性が生まれにくい。

2)何だか恩着せがましいなぁ・・・

社長が上手に説明したとして「やっぱり社長はしっかりと沢山の会社の事を調べたのだな。」と思われたとします。

しかし、次に出てくる感情があります。

端的に言うと・・・
「だから何??」という感情です。

「だから就業規則を自分達にとって不利なように変更するのか??」
「会社はこんなにやってあげているのだからもっともっと頑張って働けよ!!」

とでも言いたいのか??

突然こんなことを言い出した真意を探し始めます。

それもマイナスの真意を探し始めます。

● 第三者に伝えて貰おう!!

結論から言いますと、このケースは第三者から伝えて貰うのがベターです。

第三者の選び方ですが、社員から見て正当性を感じられる方が良いですね。

今回の会社では私がやることになりました。

それでは私がやる正当性とは??

それはズバリこの一点です。

1)約200社の中小企業の就業規則を見てきて、実際に作成してきた

私は社会保険労務士として、約200社の中小企業の就業規則を見てきました。

就業規則を作るということはほんの一部だけでは無く全体に目を通しているということです。

また、200社という数字からでも正当性を感じて頂けるのではないでしょうか?

また伝え方としては、この様な事を意識します。

「特に大きな要望は伝えない」です。

第三者が入ったとしても、場を設けていきなりこういう話をすると社員は警戒します。

それは社長が望む形ではないですね。

ですので、伝え方としてはこんな感じです。

「特に皆さんの現在の働き方を大きく変えて欲しいという話ではないです。しかし、これだけ有利な状態を知らずに働くのも皆さんにはもったいないですよね。ですから伝えさせて頂きました。社長からお話を聞きましたが、皆さんは新卒から長い間この会社で働いてくれている方が多いようです。その分、他の会社を知る機会が少ないと思います。でも、知っておいて損はないと思いますので、就業規則変更の説明に合わせて今日はお話しさせて頂きました。」

こんな感じです。

この会社の社長さんもこの状態を伝える事によって何か、大それた事を社員に望むわけではありませんでした。

これによって大きな変化が生まれないかもしれませんが、これによって離職率の改善などに繋がれば良いかと思います。

皆さまの会社でも他社にはない素晴らしい制度があるかもしれません。

それは社員の皆さんに伝えなきゃ損ですね。

しっかりと伝えて、社員の皆さんには満足しながらイキイキと働いて頂きたいですね!!
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今回の気付き

・せっかく他社より良い条件で雇っているなら絶対に社員に伝えよう!!

・社員に有利な条件を伝えるだけなのに・・・なぜ反発を招くのか??

・社長が直接伝えない方が良。正当性のある第三者から伝えて貰おう!!
 

 




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