ニュースレター

2018年 6月 22日発行
・自分は良い事を言っている!!絶対に間違いない事を伝えている!!何故やらないの??

・経営者として社員のためだと思って伝えているのに・・・どうしても行動につながらない・・・

相手のため、良かれと思って勧めても、いざ相手の立場に立ってみると容易に受け入れられないケースもありますよね??

上司と部下に限らず、様々なケースで応用できるお困り事では??


◆大抵の社長の指示は間違っていません。良い事を言っています。それなのに動かない不思議・・

◆社員のみんなの事を必死に考えて伝えているのに・・・

このニュースレターを継続して読んで頂いている方々はお分かり頂けると思いますが、私は「自立型社員の育成」を行っております。
「自立型社員の育成」とは「自ら考え行動に移す社員」の事を言います。

「自ら考え行動に移す」と言っても、組織ですから最低限の「指示・命令」は必要です。
今回は「指示・命令」とはまたちょっと色合いは違いますが、面白い観点で書いてみます。

例えば社長が素晴らしい本に出会って感動したとします。
「是非この本を社員全員に読んでもらいたい!!そうすれば会社が変わるはずだ!!」と思います。

張り切って翌日の朝礼に臨みます。社長はワクワクしています。

「昨日私はこんなに素晴らしい本に出会った。自分の人生が変わるくらいの素晴らしい本だった!!この感動を皆さんにも味わって欲しいので、是非読んでおくように。机の上に置いておくから読みたい人は持って行ってくれ。ちゃんと返してくれよ。次の人が読むのだから!!」

社長の熱弁が続きます。その本の素晴らしさ。如何に自分が感動したかを熱く語ります。
しかし、一日経っても一週間が経っても誰も本を持って行きません。

社長は怒りと諦めの気持ちで落ち込みます。
「なぜ分かってくれないのだ!!やはりうちの社員はレベルが低いのか・・・変わろうという意識、向上心はないのか!!俺はみんなのためを思ってやっているのに!!」

如何でしょうか??今回は本という例を上げましたが、似たような経験をされた方はいませんか??


◆本当に社長の視線は社員や幹部に向かっていますか??

こんな社長さんに私はこんな話をしました。笑わないで読んで下さいね。

「社長。実は私も先日素晴らしい本に出会いました!!本当にスゴイ本なのですよ。社長も大きな衝撃を受けると思いますよ。そういえば、その本にはシリーズが沢山出ていて全部で10冊以上ありました。持ってくるのは大変だし、一日も早く読んで欲しいので宅急便で送りますね!!」

如何ですか??その社長は「是非読みたい!!すぐに送ってくれ!!」と返事をしたと思いますか??
当然そんな訳はないですよね。
「なるほど。そう来たか!!」という様な表情で苦笑いをしています。

なぜこんな状況になってしまったかもう分かりますよね。

勧めている方(社長やコンサルタントである私自身)の一方的な目線でしかないのです。
勧められる方(社員や社長自身)の目線や気持ち、都合は全く入っていないのです。


◆出来るコンサルと出来ないコンサルの決定的な違いとは??

こういった現象を防ぐためのヒントを私は知っております。
このニュースレターにもしょっちゅう出てくる私の師匠である「ビジョナリーパートナー」の和仁達也先生に教えて頂きました。
和仁先生はこう言います。

「出来るコンサルと出来ないコンサル。もう少し具体的に言うと人を動かせるコンサル(成果を出せるコンサル)と人を動かせないコンサル(成果を出せないコンサル)の違い。それは相手にいかにイメージさせられるか??
これは営業も一緒。この商品を買ったらどんな状態に自分がなれるのか??それを明確に言葉にして伝えて、相手にイメージさせる。この違い。
コンサルが言う事は実はそんなに差が無い事が多い。それをやれば上手くいくのは分かっている。それをやれば正解なのに!!その正解の行動をしたら自分がどんな状態に変わることが出来るのか??そんなイメージをいかに持たせることが出来るか??
コンサルは言葉を大事にして下さい。言葉一つで相手に成果を出させることも出来るし全く成果を出せないこともある。とにかく相手に明確にイメージをさせる事が大事です」


◆人は指示をされたくない。自ら決断して動きたい。

人は基本的には指示をされたくありません。
それは、社長も社員の方も同じです。特に社長はその傾向が強いのでは??

でも自分で「この本は絶対に読んだ方が良い!!」と思えば誰でも自ら動きます。
このニュースレターでも何度も書いています。自分目線ではなかなかうまくいきません。

「相手のためを思って言っている!!」
と思っても気付かないうちに自分目線になりがちなことは良くある話です。

「相手は何で悩んでいるのか??何に困っているのか??何に価値を感じているのか??」
こういった点をしっかりと押さえたうえで、相手目線で行動を促したいですね。
あくまでも相手のお困り事目線で動くことを忘れないで下さいね。


◆今月の気付き

・「社員のためを思って!!」それって本当に社員の事を思って言っていますか??
・相手にイメージさせることが重要。そのためには相手のお困り事目線で!!
・同じ事を自分がやられてみると良く分かります。逆の目線も持って行動を考えて下さいね。
 

 




〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町2-6-1シティハウス一番町中央2F
TEL:022-724-7651

お問い合わせ

  
お電話での受付時間
9:00~17:00

お問い合せフォームでのお問い合わせは、24時間受け付けております。

休日:土曜 日曜 祝祭日