ニュースレター

2018年 4月 23日発行
・うちは会社の経営数字を社員や幹部にオープンにしている!!
・勇気を出して見せているのにちゃんと見ているのか??

最近は自社の経営数字を社員にオープンにする経営者が増えています。
しかし、なかなか上手く伝える事は想像以上に難しいようですね。

◆経営数字を見せると言っても、決算書をただ渡していませんか??

◆何でも事前の準備が必要ですね!!

社員や幹部に経営数字を見せながら経営を進めていく手法を「オープンブックマネジメント」と言います。
専門用語はどうでも良いのですが、最近はこの手法をとる会社さんが多いようです。

最初に断っておきます。今回の通信の目的は、経営数字をオープンにすることの是非を問うわけではありません。単純に経営数字を見せる意義や手法等を考えていきたいと思います。

経営数字をオープンにしたがる経営者の方は増えております。
社員や幹部に見せるわけですから、経営者としては大きな覚悟を持った決断だと思います。

そのわりには、社長や経理担当者などが熱弁をふるいますが、全く響かないし寝ている社員もいる・・・

何故でしょう??

中小企業の場合は、経営数字を見せる際に一番多く使われる手法が「決算書のコピー」をそのまま渡すという手法です。
そして、売上、経費、利益等々を説明していく。
この手法の一体どこがいけないのか??

端的に言うと難しすぎるのです・・・
一般の社員の方や、幹部でも決算書を見た事がない人は沢山います。
また、自分の生活と結びつかないのです。会社が赤字を出してもお給料が貰えれば関係ないのです。

つまり・・・経営数字をオープンにする前の事前教育が全く足りていないのです!!

◆事前の教育には「お金のブロックパズル」が有効

私がこの事前教育を行う際に使うのが「お金のブロックパズル」です。
これは私の師匠「ビジョナリーパートナー」の和仁達也先生が完成させたものですが、会社全体のお金の流れを一目で理解できるため、社員教育には最適です。
詳しくは和仁達也先生の著書「超★ドンブリ経営のすすめ」をご覧下さい。

この「ブロックパズル」は、私のセミナーでもよく使いますが、これを早速社員教育で使う社長さんがいます。
確かに「決算書のコピー」よりははるかに分かりやすいでしょう。

しかし、使い方を間違える社長さんが殆どです。

この「ブロックパズル」にいきなり会社の実数字を入れて説明を始めてしまいます。
経営数字をオープンにするのだから、実数字をいきなり入れたい気持ちも分かります。
でも、そうすると伝わりません・・・

何故でしょう??

一般の社員の方にとっては、数千万円や数億円の数字に全く実感が湧かないのです。
普段の生活で数千円、数万円の単位で生活しているからですね。難しいですね・・・

それでは「お金のブロックパズル」はどう使えば良いのでしょうか??

ずばり「会社のお金の流れを理解させる」ためです。
なるべく専門用語を使わずに、会社が利益を残す意味や、繰越金を残す意味をちゃんと社員に教えてあげましょう。

そして、人件費はどこから生まれるのかをしっかりと教えてあげましょう。
それが分かってからの「オープンブックマネジメント」です。

ちなみに私は「決算数字発表会」を任されることもありますが、その際も「お金のブロックパズル」を使います。

もちろんその前に「お金のブロックパズル」を使って「会社のお金の流れ」を理解してもらうための研修会を数回やる事は必須ですね。

◆「オープンブックマネジメント」でコンサルタントが絶対に出来ない事とは??

私が会社の経営数字をオープンにする際に、社長の代わりにお話することは既にお話しました。
しかし、私が全てを請け負う事はありません。

それはコンサルタントが絶対に踏み込むことが出来ない領域があるからです。
その領域とはどこでしょう??

それは「会社のビジョンの発表」です。

私は数字とビジョンは常に結びついていないとダメだと考えております。

昨年の決算数字を発表する際に、同時に来期の目標数字を発表する会社も多いでしょう。
その来期の目標数字には必ず「ビジョン」を結び付けたいものです。

もちろん、私は社長がビジョンを考える際にサポートはします。
しかし、ビジョンの最終決定や社員への発表までをコンサルタントが請け負ってはいけないと思います。
コンサルタントが発表すると、社員に響かないのです。
数字はコンサルタントが発表してもある程度は響きますが「ビジョン」は絶対に社長が発表しないと響きません。

社長は胸を張って「社長の夢」「会社の目標」をイキイキと話して下さい!!

この形こそが、理想的な「オープンブックマネジメント」ではないでしょうか??

今月の気付き
・経営数字をオープンにしても響かないのは、難しすぎと実感がなくて他人事だから・・・
・「オープンブックマネジメント」の定着には事前教育が必ず必要!!
・「ビジョンの発表」は社長の出番!!胸を張って堂々と!!
 

 




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