ニュースレター

2018年 1月 29日発行
・うちの社員は何も考えない・・・
・自分から考えて動く「自立型社員」が理想だが、うちでは無理かな・・・

社員が考えないで直ぐに聞きに来る・・・いわゆる依存体質の原因は??

◆ ほぼ100%の社長が抱える悩みとは??

このお悩みは中小企業の社長さんであれば、一度は考えたことはあるのではないでしょうか??
実際、会社を訪問して、社長に「どんな社員になったら理想的ですか??」と聞いてみるとほぼ100%の確率で出てくるのが「自分で考えて動いてほしい・・・」「自立してほしい・・・」「指示を待っているだけではダメなのだ・・・」
こういった声のオンパレードです。

◆ 中小企業の経営者とコンサルタントの関係も似たようなもの

そんな社長さん相手にこんな質問をぶつけると面白い現象が起きます。
実際コンサルの場面や、セミナーで登壇する際に社長によくこんな質問をぶつけます。

「社長が分からない事や判断に迷った時はどうします??誰か専門家に聞きませんか??」
「当然聞くよ。そのために契約してお金を払っているのだから」
「その際に専門家が正解(と思われる回答、以下同じ)を言ったとします。その通りに社長が実行してみてうまく行ったらどう思います??」
「そりゃ嬉しいよ。さすがうちの先生は頼りになるなぁと思うよね」
「それでは、今度困ったことが出てきたら社長はどうします??」     
「そりゃぁまた先生に聞くよ。その方が早いし、楽だしね!!」
「そういった事って社長の会社で同じ様な事が起きていませんか??」

社長はハッとします!!
確かに、困った時や迷った時は正解を教えてくれる人に聞く方が早いし楽なのです。

その代わり・・・社員は考えなくなります。
社長も考えなくなります。これが依存体質の始まりです。

社長は当然社員より優秀だから社長をやっています。
だから相談されたら正解を教えてします。
その方がケガは少ないし、早く自分の仕事に集中できますからね。
◆ 常に自分の頭の中で考える習慣を意識付ける
残念ながら「自立型社員」の育成には時間がかかります。
多少のケガも想定されます。
自分で考えて動くという事は、社長の想定外の動きをする社員も出てきますからね。
一定期間の我慢が必要になるかもしれません。

ちなみに、私がクライアント先でどうしているか気になりますか??

私は基本正解を教えません。
社長の社員さんの悩みや問題を聞いて、掘り下げて、社長の気付かない盲点を提示して社長に徹底的に考えて貰います。
そもそも私が正解を知りません。
だから一緒に考えます。この一緒に考えるのがポイントです。

人間は一人で考えるのはとても大変なのです。
誰か聞き役がいれば考えられますが、一人では難しいです。
だから私は徹底的に聞き役に徹します。喋るのは社長であり社員さんです。
そして、この徹底的に考えて、自分の言葉で頑張って喋ってみる時間がとても重要なのです。

これを定期的にやっている社長や社員さんとやっていない社長や社員さんでは成長の度合いが全く違います。

◆ 「報連相」を上手に使う
「依存体質」と一緒に語られるのが「報連相」です。
「報連相」は大事ですが、これが度を超えると「依存体質」に繋がります。

このバランスの取り方はどうしましょう??
もし可能であれば、社員の方に十分に考えて貰ったうえで、実行する前後に最低限の報告を義務付ける方法も有ります。

その際は「否定語」や「指示」を使わずに、社員の方が気付いていない着眼点を与える意識で接してみてはいかがでしょう??

◆ 人間は聞かれないと考えない・・・
突然ですが質問です。
「一昨日の晩ごはん。誰とどこで何を食べました??」

突然聞かれて戸惑ったかもしれませんが、質問されて考え始めましたよね。
とても極端な例ですが、人間は聞かれないと考えません。

「社長これはどうしましょう??」
「あなたはどう思う??どうやればうまく行くと思う??」
こう聞かれて初めて考え始めます。

そして、その考える作業が習慣になれば「自立型社員」に一歩近付きます。
中小企業の社員の方々を見ていて私は思います。
考える能力を全く持っていない社員の方はいないと思います。
自分の言葉を持っていない社員の方はいないと思っています。

もしかしたら、そんな社員の方の能力を奪っているのは社長自身かもしれません。
今度社員の方から質問が来たら、接し方を考えてみて下さいね。

今月の気付き
・人間は楽な方に流れてしまう。それは社員に限らず社長にも見られる傾向!!
・「依存体質」と「報連相」は表裏一体。バランスをうまく取れるようになろう!!
・社員は皆考える能力を持っています。その能力を信じましょう!!

 

 




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