ニュースレター

2017年 12月 13日発行
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社外NO2が送る成長経営通信29年10月号
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この「社外NO2が送る成長経営通信は、私がコンサルの現場で現役経営者に聞いた生の声を毎月更新しております。
現役経営者には共感できる部分が大きいと思いますので、是非ご参考になさって下さい。

29年10月号のテーマは
「社員に危機感が足りない・・・社員に経営者意識を持って貰いたいが・・・」です。
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● お互いの当たり前が当たり前じゃない現実
今回のテーマは、本当によく聞くお困り事です。
「社員や幹部に危機感が無いのだよ・・・ノンビリ仕事しているように見えてしまう。しっかりと経営者意識を持って仕事をしてくれれば・・・」
こんな気持ちになったことのない経営者の方はほぼいないのではないでしょうか??

● 結論から申し上げます!!                 
 
今回は珍しく結論から申し上げます!!               
「社員の頭の中と社長の頭の中を一致させるのはムリです!!!!」

考えてみて下さい。何といっても立場が違います。雇う側と雇われる側。指示を出す側と指示を受ける側。お給料を貰う側とお給料を払う側。

これだけ違えば当然頭の中がずれてきて当たり前です。もしかしたら、社長と社員だけでなく、社員同士でも上司と部下の間でもズレがあるかもしれませんね。

このズレを私は「立場の違いからくる危機感のズレ」と呼んでいます。

● 一致させるのはムリでも・・・

いきなり結論を出してしまいましたが、だからといって全く手を打てないわけでもありません。
一致させるのはムリでもその差を「縮める」事は可能だと考えます。

私は「立場の違いからくる危機感のズレ」はお互いの知識量の差から生まれると思っています。
経営者の方は、様々な機会で色々なことを学びます。セミナーに出たり、社外の方とお付き合いをしたり。

それに比べて社員の方は、殆どの方が普段のお付き合いは、同僚や学生時代の友人、家族等々非常に狭い世界で生きています。当然得られる知識量には差がついてしまいますね。

その知識量を埋めることが出来れば、ズレは多少縮まるのではないでしょうか??

● 試しにこんな質問を投げかけてみては??

私は仕事で社員研修や社員との個別面談をやる機会も多いです。
そういった機会に「おやっ??」と思う事が多いです。

どんな事かと言うと??
「社員は会社のために働かされている・・・」
「儲けるのは社長と会社だけ・・・」
そんな風に考えている社員が多いです。

それを社長に報告すると殆どの社長がこんなことを言います。
「会社だけが儲けているわけがないじゃないか!!」
「ましてや自分だけが儲けているなんてそんな訳はない!!」
「どうしてそんな事も分からないのか!!」

そうなのです。誤解を恐れずに言えば、そんな事も分からないのです。

試しにこんな質問を社員の方にぶつけてみて下さい。
「会社が利益を残さなきゃいけないのは何故か??」
これにパッと答えられる社員はほぼいないと思います。
あまりにも当たり前すぎて、突然聞かれると、社長でも答えられません。

● 質問に対しての回答とは??

はっきりと口に出さなくても、実は社員はこんな風に考えています。
「会社が儲けるため・・・」
「社長が儲けるため・・・」
「別に自分には関係のない話・・・」
「利益を出さなくてもまさか自分の給料は貰えるだろう・・・」

これでは危機感は生まれてきませんよね。

それに対して、社長はその答えを感覚的に知っています。
「その先に出ていくお金がある」
という事です。

ちなみに利益とは、売上から諸経費を引いたものを呼びます。
利益と言っても様々な種類がありますが、今回はそういったややこしい話は無視します。

利益が出たら当然税金を払います。
税金を払った後に銀行からの借金を返して、設備投資も行う必要があります。

設備投資というと大層なイメージがありますが、運送会社だったら当然定期的にトラックも買い替える必要がありますし、飲食店だったら店内の改装等もありますよね。

そして、長く経営をしていると思いもよらぬ不測の事態に遭遇することだってあります。
そんな時のために、いざという時の備えを社内に貯めておく必要もあるのです。

実は・・・
社員は利益が最終的に残ったお金だと思い、それを会社や社長が不当に貯め込んでいると思っている場合が非常に多いのです。

● 何故こんな事も分からないのか!!
当然、社長の中にはこんな事も分からないことへの不満や絶望が生まれてきます。

でも、ある意味しょうがない話です。
なぜなら、社員はみんなこんな事を習ったことがありません。
学校でも教えてくれないことなのです。そして、社会人になってもなかなか学ぶ機会が無い。

そうだとしたら、どうすれば良いか??
答えは簡単です。
粘り強く教えてあげて下さい。

「会社のお金の流れ」「社長の報酬は人件費から出ていること」「内部留保の必要性」「利益を確保することの大切さ」「自分がどんな働き方をすれば報われるのか??」「自社の給与や賞与の決定方法」・・・・

こういった事を粘り強く社員に教えてあげて下さい。
何といっても、今まで教わったことが無いのだから誰が悪いわけでもない。
それならこれから共に学びましょう!!という姿勢の方が前向きだと思います。

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今月の気付き
・社長と社員は立場が違う。頭の中を一致させるのはムリ!!
・それならその距離を縮める努力を!!
・社員が社長の知っている事を知らないのはしょうがない。今まで学ぶ機会がなかったから・・・
・これから共に学んでいこう!!
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